コナステ版クイズマジックアカデミーOBS生配信設定覚書

2020年5月11日

【前置き】

コナステQMAの設定による負荷などのまとめは過去記事にあります

OBSの設定項目の理解はこちらこちらがオススメ

特に後者のサイトはOBSの最新バージョンの設定の大半が網羅されていて、動画編集に詳しい方がまとめてくれているので、他のサイトは情報が古かったり根本的に勘違いしてたり間違えていることも多いことからオススメしません。


【コナステ設定】

エンコーダーx264・画質高・音質高でほぼ実機?

画質高のダウンロード負荷は5.5Mbps程度なので推奨10Mbpsになっているけど他にネットを使っていなければ8あれば充分。

画質中にするとダウンロードが5.5Mbps→1.9Mbpsに落ちる割には画質の劣化は少ないのでコスパが非常によく配信関係なく回線に難ありの場合は画質は中がオススメ。

デメリットとしてfpsが下がってるのか(?)押し抜けとかラグが微妙に出やすい気はする。

下り8Mbps出てて有線なら高で安定してプレイできると思う。

【OBS設定】

YouTubelive・ニコ生・twitch向けです。

ニコ生でもいけるとは思いますが、配信制限が多少違うので調整が必要かもしれません。

YouTubeの方が制限が緩くPCのスペックが足りていれば綺麗な動画で生配信できます。

設定>出力

・エンコーダ NVENC>QuickSync>x264

超重要項目

最も綺麗なのはx264だが編集負荷は5倍近くにもなり映像がカクつくため生配信では不向き。

コナステQMA生配信で一番重い処理は動画編集なのでエンコーダには最も高速で処理できる項目にする。

GPUが搭載されていない場合はQuickSyncに、それも選択できない場合はx264で画質を落として配信することになる。

・配信サービスのエンコーダ設定はOFF

・出力をリスケールするOFF(理由は後述)

・レート制御

基本はCBRでスペックに余裕があればVBR。

CQPは効率は良いがレートが急激に変動するため意図せぬカクつきの原因になるため録画向け。

コナステの画質設定高で5.5Mbps・中1.9Mbpsなので1280×720 30fpsなら2000~3000程度あれば充分だと思う。

回線速度とPCスペックで要相談。

私の家は上り回線が弱いので2で配信してるけど点数発表の砂嵐など激しい表示でもたまにしか乱れないし問題ない。

QMAは動きが少ないので一部場面は乱れることを織り込むのであればもう少し下げても大丈夫かもしれない。

ビットレートが高くなると編集負荷が高くなるので回線が強くてもx264でエンコードする場合は解像度・fps共に下げざるを得ない場合がある。

・キーフレーム

2。いじっても画質に影響はないし悪影響がある。

・プリセットとプロファイル

Quality&high

MAXQualityは2Passで処理するので綺麗だが生配信では不向き。

qualityに下げるとちょうどいい。

PCスペックが足りない時は下げるけどできればここはいじりたくない。

・Look-ahead

Bフレームを動的に挿入するのでONにしたいが負荷が高いのでお好みで。

私は入れますが負荷とのコスパが悪いので入れないという意見も多い。

・心理視覚チューニング

ON推奨。

順位決定などの砂嵐の処理などエンコ殺しの映像処理がビットレートが不足していてもかなりマシになる気がする。

・GPU→0(いじると挙動おかしくなる、マルチGPU向け)

・最大Bフレーム

基本は2推奨だがBフレームは3の倍数が映像的にはきれいと言われているので私は3。

Bフレームは多い方が配信のビットレートを下げられるため、相性問題もあるが回線が弱くてPCスペックが高いなら更に盛るのも手か?

配信の画像が乱れるようなら一般的な設定の2に。

・音声

128or192bps

生配信なら128で充分だけど192や256だと気持ちBGMが良い音で鳴る。

回線が弱く映像に容量を割きたいので削るなら真っ先に削りたい項目。

設定>映像

・キャンバス解像度

モニタと同じ。

いじると面倒くさいので出力解像度の方で動画のサイズは変更する。

・出力解像度

こちらも重要項目

画面レイアウトをいじらずQMA映像+実況のみであれば基本は1280×720で精細な動画になる。

QMAの改造度が1366×768くらいなのでこれ以上上げてもあまり意味がない。

上り回線に余裕があり(8000kbpsくらい?)ビットレートを潤沢に振れる程度にPCスペックが足りているのであればキャンバス改造度と出力解像度を上げれるだけ上げておくと、YouTubeの場合は解像度で再エンコードのビットレートの割り振りを変更しているらしく配信後のアーカイブがきれいになる(YouTube側のエンコードの仕様によるもの)

QMAは静止画が多く高画質を求めるゲームではないためコナステ高画質設定でも1920×1080 60fpsもあれば充分過ぎる。

こんな感じで余白で何かやるのであればスペースが狭くなった分解像度が実質落ちるので1920×1080でもいいかもしれない。

上記画像のレイアウトだと設定にもよるが1280×720だとメガホンなどの極小の文字が多少読みにくい。ただ実機でもモニタがしょぼくて見にくいし問題と答えはきれいに見えるから気にする程じゃない気がする。

ニコ生の視聴者側の最大画質は1280×720 30fps 3000kbpsのためそれ以上の画質での配信はおそらく意味がない。

Twitchの場合は1980×1080 60fps 6000kbpsがQMA的には最大になるが、アクションゲームではないので自分が試した範囲だと1920×1080配信でも30fps 3000kbpsで充分。(2000kbpsでも目に目る破綻はなかった)

参考として640×360で問題文と答えがぼやけるが読める、852×480で解答者の答えがぼやけるレベル。

852×480 30fpsであれば生配信として形にはなる。

・縮小フィルタ

PCスペックが足りないのであればバイリニアしかないが、ランチョスで縮小すると文字に対しては非常に効果的なためQMA配信では可能な限りランチョス推奨。

・FPS

負荷が重い際に真っ先に下げてもいい項目。

コナステ高画質&1280×720&60fpsでほぼ実機同様の画質になるがコナステと同時に生配信するとなると負荷が大きい。

単純計算で負荷が半分になる30fps推奨。

24fpsでも充分実用レベルだったがYouTubeのアーカイブの仕様を考えるとできれば30fpsで、やむをえない場合は24か15に。

余談だが人の目は30fpsぐらいから滑らかな動画だと認識するらしい。

QMAの場合は問題文が滑らかに流れるため30fps未満だと少し違和感があるかもしれない。

設定>ネットワーク

検証していない項目も多いが不具合がある時にチェックするとカクツキが改善されるかもしれない。

基本はOFFで問題ないと思う。


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