リコリコ最終話心臓のありか考察
最終話放送まだなので(アベマで無料でもう見れるけど)最終話の一番大事なところはなしで心臓のありかのみで
※残り３割がある理由を最後に追記(というか最初は会話からの考察に重きを置いていたのでこっちが推し説だった)
【状況の整理】
・くるみとたきなはそれより前に知っていたが千束目線では12話６分頃にたきなの会話で心臓のありかがケースの中で発覚→シンジが心臓は体の中だと言う
・千束に殺しをさせたいこと自体は一貫してるので、おそらくそれがフェイクということはない(はず)
・12話８分頃の「これでは死なんぞ」で心臓に銃を向けさせている(これが解釈の揺れに繋がりまくっている、死にかけで中に心臓あるのにうっかり胸に銃がワンチャン、稀によくあるレベルのなさで)
・12話10分で逃亡の際にアタッシュケースをわざわざ持っていっている(中に入っているのが確定しているものとの絡みから心臓が入っていなくても回収はしなければいけないものではあるので入ってなくても矛盾はまあ実はない。シンジが生きてる状態で見られたら恥ずかしくてギャグになっちゃうメッセージだしｗ)
・くるみが千束回収した次点でミカは単独行動開始してる(地上にいる描写)
・シンジ「ミカは嘘つき」
・ミカ「シンジは嘘をつかない」ここは対になっている
・会話からミカもシンジも千束第一→ミカの場合千束＞シンジというのは解釈上重要そう
・シンジが千束にわかってもらえなかったもの→千束は殺しの才能を世に出すべき
・ミカ「そこにあるんだろう？」シンジ「千束は信じなかったぞ」←ここの解釈が大問題、千束が信じなかったものとは？
【考察】
リコリコってちゃんとしているようでいて結構ガバガバ設定なので結論から言ってしまうと、ケースの中にあるかないかは７割くらいケースの中にある説を推します
いや、長々状況整理しておいて確定じゃないのかよ！！って話ですが、自分が拾い出した状況の中では矛盾と嘘をつける状況が多すぎるんです
両方の現場にいたのはシンジのみで、視聴者目線では把握できるのですがミカ、シンジ、千束が密に会話内容を連絡とりあっていたかと言われるとちょっとありえないわけで、会話のみで事実を確定させるのはさすがに無理があります
シンジにとっては千束が殺してくれさえすればシンジの中に心臓があろうがなかろうが目的は達せられるので問題ないわけです
ただそうなると問題になるのが12話でシンジの心臓に銃を向けさせた場面
シンジの願いは千束を世に届けることであるのは一貫しています
そしてシンジは打たれて玉が貫通しているとはいえ大怪我で余裕がない
そのような状況で人工心臓が壊れてしまうリスクを犯せるでしょうか？
嘘をつく余裕もないというのが私の意見で、心臓に銃を向けさせてしまったのはガバガバやらかしでないという前提であれば壊れてしまうリスクを考えると実際の人工心臓はケースの中の可能性が高そうです
ミカの「そこにあるんだろう」とかシンジの「千束は信じてくれなかった」は本当はケースの外にあるのに信じてくれなかったとか色々解釈ができますし、千束はシンジの中に心臓があることを否定する描写がなかったりします
言葉では本心を隠して嘘をつくことはいくらでもできるし、両現場にいたのはシンジのみでミカとシンジの会話では齟齬が出る可能性は十分にある
結局、余裕がない状態の咄嗟の行動と当事者同士の会話どちらを信じるかになるわけで、私個人としては最初に述べたように余裕の無いときの行動こそ本心が出るのを信じてケースの中にあった説を推します
※追記１じゃあミカはシンジからケースを奪うだけでいいじゃん！ってなるわけで、「そこ(体の中に)にあるんだろう」→だからシンジ打ち殺して体内から回収って解釈はもちろんできる
ミカがケースの中に人工心臓があるのを知っているにも関わらず、「シンジは嘘をつかない」とミカ自身が嘘をつくことで体の中にあるという嘘の状況を作り上げたって演出の場合ですね
これが７割ケースとした理由です
実際のところ最初は私もこっちを支持したんですよ
ぶっちゃけシンジが千束の手を自分の心臓に向けさせたのは制作のガバの可能性あると思っていますし
ただ、その場合千束は信じてくれなかったのくだりがおかしくなっちゃうんですよねぇ
あと、なんでミカは単独行動してたのに真っ先にケースじゃなくて「そこ(体の中)にあるんだろう？」って会話になるねんと
視聴者に結末を委ねようとした結果制作が色々状況的にありえないガバやらかしてる可能性が高いんじゃね？と